ふきのとう(キク科)
春山菜のトップをきって出てくる「ふきのとう」
予想されるお届け時期:3月上旬〜4月中旬まで
「ふきのとう」が出始める頃になると、これから春になっていくという実感がわいてきます。
雪の中でも芽吹くといわれるくらい、一番早く食べることができる天然山菜で、特有の香りとほろ苦味が特徴です。
「天然ふきのとう」は、水気のある所のものが昔から美味しいと言われております。
そのため当店では、残雪残る澄みきった清らかな川岸・山の谷筋で採取いたします。
ただ苦い里のものとは違う、 ほろ苦さの中にほんのりとした甘みを感じてください。春を感じる「味」の代表格です。
※「規格外(SS〜)」は、小粒な物・開きが、ランダムに入ります。
※同日発送可能な山菜・苗はありません。
定番のてんぷら料理。香りや苦味を楽しむなら生のまま炭火であぶって味噌をつけて食べたり、刻んで汁の実にしてもよいです。
苦味が苦手という方には、簡単なアク抜きの方法があります。てんぷらにする場合は、つぼみを開いて低温でじっくり揚げると苦味が減ります。
煮て食べる場合には、沸騰したお湯に重曹を少量加えて煮てください。その煮汁ごと冷まし、水でさらすとアクが抜けます。また、塩もみしてから湯がいてもアクが抜けますので、和え物によいです。
ふきのとう味噌(よく洗ったものを熱湯で5〜6分ゆで、水にさらして細かく刻み、鍋に移して味噌、みりん、砂糖で好みに味付けにし、水分が飛ぶまで炒めれば完成です。(炒めないで、ボールで味噌、みりん、砂糖、酒、塩で和えてもいいです。)なお、長期保存が利くのは、炒めた方です。)
ふきのとう酢味噌和え(よく洗ったものを熱湯でサッとゆでます。すばやく冷水にさらし、ボールに味噌、みりん、だし、二杯酢を混ぜ、細かく切ったふきのとうを入れて、和えれば完成です。)
ふきのとうの油炒め(よく洗ったものを熱湯でサッとゆでます。すばやく冷水にさらし1/4に切り、さらに両手でにぎりしめるように水切りします。熱したフライパンに油を引いてサッと炒め、みりん、醤油をすばやく入れ、軽く炒めれば完成です。)
山菜の「旬」は、ごく短く、野菜等にくらべ日もちがよくありません。 山菜本来の味が損なわれないうち(到着日)に、召し上がっていただくか、下処理して冷蔵・冷凍保存してください。
短期間の保存について‥
洗わないで穴を数個開けたポリ袋にいれるか、新聞紙に包んで冷蔵庫に2〜3日保存する。
長期間の保存について‥
堅めにゆでで冷水にさらし、小分けにしてできるだけ水気をとってから保存袋に入れ(空気を抜く)、急速に冷凍する。戻すときは室温で自然解凍し、それから調理する。