ならたけ、おりみき(キシメジ科)
ポピュラーなキノコの第一人者。どこの地区でも重宝される「ならたけ」「おりみき」
予想されるお届け時期:9月中旬〜10月下旬
天然ならたけは、初秋から晩秋にかけて里山から深山にいたるまで、主にブナの風倒木やときにナラの切り株、道路脇や草地の埋れ木、植林地に束生状に大群生します。
味・食感ともにすぐれたキノコです。(地元では「おりみき」の愛称で呼ばれ、秋の早い時期から「一本おりみき」と呼ぶあまり束にはなっていない物が採れ、それが終わる頃から「こもりおきみき」と呼ぶ束になった物が出ます。)
1.ハサミで茎の硬いところ(イシヅキ)を切ってください。
2.切った「ならたけ」を水にさらし、取れるゴミを取り除いてください。
3.木のザル等に入れ、よく水洗いしますと小さなゴミも取れます。
東北地方では芋煮鍋といい、里芋(豚肉、白菜、大根、人参、ごぼう、コンニャク、豆腐、葱、ダシ)をメインとした味噌か醤油味の汁に入れると、「ならたけ」のダシがよく効いた最高の味になります。
簡単な汁でいただく場合は、味噌より醤油味(ならたけ、豆腐、青物、ダシ)でも、おいしい汁になります。また、すき焼きに入れてもいいですし油炒めにも合います。
ならたけのマリネ風(ならたけは「下処理のしかた」にし、熱湯に入れ、再度沸騰したらザルに上げておきます。レタスとトマトを食べやすい大きさにし、ならたけが冷め次第こちらも食べやすい大きさし、全品を市販のフレンチドレッシングで和えると、ぬめりが出てとてもおいしいくいただけます。イカそうめんやマグロの角切りと合わせてもおいしいです。)
キノコ本来の味が損なわれないうち(到着日)に、召し上がっていただくか、下処理して冷蔵・冷凍保存してください。
短期間の保存について‥
茹でてから水で冷やし、ビニール袋に入れ4〜5日冷蔵する。
長期間の保存について‥
少なめの熱湯でサッと茹でて、そのまま常温になるまで冷まし、煮汁ごと保存袋に入れ(空気を抜く)、急速に冷凍する。
戻すときは室温で自然解凍するか、水で流しながら戻し、それから調理する。(煮汁はそのままダシとしても利用できます。)冷凍庫に入れて約2ヶ月くらいで使い切るようにしてください。